「就職なんて死んでもしたくないぽよ~」とか言ってる私も

会社に勤めていた時期がありました。

いくつか転職し、最後の業種は法人営業でした。新規開拓の。

 

今思えば、なぜその業種を選んでしまったのか。

スーツを着てオフィス街を練り歩き、でっかいビジネスを動かすことに

なんとなーく、憧れを抱いていたというのはあるかもしれない。

 

ご想像のとおり、ハードな業務と精神負担に耐え切れず

その会社は退職しまして、勉強になったと思う一面も沢山ありますが

営業、引いては会社というものの存在意義について、モヤモヤとしたものを抱えるようになります。

 

それ以前は接客業を長くやっていました。

接客業は、シンプルだった。

ただ、お客様のために働いていればよかったんです。

第一にお客様。会社の利益は第二。もちろん会社の利益をないがしろにするわけではないが

あくまでも第二である、と。お偉いさんは知ったこっちゃないが少なくとも現場はそう思うべきだ。と。

そこを歪めるヤツがいようものなら食ってかかったこともありました。

 

しかし、営業職はそんなに単純ではない訳で。

顧客を騙すことに腐心している自分に気付き

「これは自分のやり方ではない」と上司に論戦を持ちかけるも

「顧客が喜んで買うようなものなら君を雇う必要が無いじゃないか」

と言われれば、まったくもってその通り。

 

会社ってなんのために存在しているのでしょう。

人間が発明した会社というシステムが、人間を騙す。

 

会社は何故利益を上げるのでしょう。

富を円滑に循環させるためのシステムが、人を使い潰す。

 

一部とは言え、これが正義で通ってしまうことに不完全さを感じるようになりました。

 

長くなりそうなのでこのへんにしときます。

ネタが無い時はこんなこともちょこちょこ書いていこうかな。